296我楽多製作工房週誌

<   2013年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

南会津昭和村、晩秋朝景色

真冬、田島から入り、舟鼻峠を越え一面深い雪に埋もれたここの景色を見てみたいものだが、
車で雪の峠を越え、この村に入るだけの覚悟がない
f0000148_11314266.jpg

[PR]
by igaigapon | 2013-11-20 11:57 | 工房近辺小景紀行

しいたげられたシイタケ

 ここ数年、夏のあまりの暑さは秋口まで続いていたので、冬はまだまだ先という意識がどこかに植えつけられていたせいか、朝晩の寒さ、目覚めての霜に縮み上がっている.昔の11月と云えばタンスから出し立てのナフタリン臭の染み着いたオーバー等を着込んでの外出が懐かしいほどに、冬でもかなりの薄着で平気でいられたのに、このところ急に春秋が極端に短くなり、このまま夏冬の寒暖がより厳しく、これが常態化してくるのだろうか。
 やはり秋には採りたてのキノコ類を、ただそのままバターを落としたフライパンで焼き、焼酎のお湯割りなどといきたいものなのだし、とりわけ自家栽培もできる椎茸は、アワビにも劣らぬコリっとして柔らかい歯ごたの醍醐味が手軽に味わえるのだが、さてこの地ではまだ県内産原木シイタケは野菜の直売場には一切見当たらない。福島第1の原発事故以来、放射能の数値は下がりつあるもの出荷の自主規制が解けていないためだ。
 前にいただいていた椎茸のホダ木もとうに朽ち果て生えなくなり残念に思っていところ、一昨年原発事故の後ご近所の知り合いからクヌギの原木があるけれどいるかと聞かれ、さすがに原発事後の直後でもあり躊躇はしたものの、どうせ簡単には出ないだろうから、試すだけでもいいかと云うことで、、ドリルで穴を数十うがち、ともにいただいた煙草のフィルター状の椎茸菌を植え付け、裏の杉林木漏れ日の漏れるあたりを選んで置いておいた。なにせ十数年まえ、自家栽培で椎茸を食ってみたく、クヌギ2.3本をてにいれ、ホームセンターで買ってきた同様の菌を植え付けて試したことがあるが、いつまで待ってもついぞ出ることはなくおわったのだから、今回もまだ生えるにしても数年かかるとおもって気にも留めずいたところ、ここの農家の古老に聞いたシイタケ栽培の極意「浸水打木」に従い、こまめに水をかけホダ木を木槌で叩いていたこともあってか。ふと見るとナント見事な数の椎茸が目にはいった。。
 しかし、本来ならば喜ばしい限りなのだが、果たしてこれを食ったものかが悩みの種、原木がこの地のものであるなら食わない方がいいのかもしれない。2日ほど悩んだ挙句、市役所で無料で放射能の数値を測ってくれるということで,600グラム程をミキサーにかけ持参。計測されたセシウム2種類の合計数値は30ベクレルをほんの少し超える程度。この歳になれば身体に害が及ぶ頃までは生きていまいということで、多少引っかかるものありはするが、食べることに。採れたては汚染が問題になる前の味とかわりなく美味であった。
 茨城県内、各椎茸農家では、出てきた椎茸を大量のごみとして始末してるのだろうから。天からの恵み椎茸は罪もないのに、かくも椎茸や生産農家が虐げられるのは、何とも残酷なことだ。
 それでもエネルギーの安定確保なる一聞にはもっともらしい理由をいいたて、原発中心のエネルギー政策を堅持しようとしている輩の罪は重い。

f0000148_2155510.jpg
f0000148_21553024.jpg

[PR]
by igaigapon | 2013-11-14 09:16 | 花,木,野菜、etc