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296我楽多製作工房週誌

針の穴?

30日 AM1:00 OF本焼き 火入れ
先週はYahooのオークションに、炉内寸法は30×30×30センチと小さいものの
100Vの家庭用電源で使用できる電気窯が出ているのを見つけ、最初は入札者も少なく
ひょっとしたら、上絵付け様に、格安で落札出来るかもと思い、そちらが気になって、仕事はかどらず
案の定、毎度の深夜の火入。

上絵専用で1000度どまりのほうの窯は5万、本焼き可は17万が落札価格
上絵専用の方は格安かもしれないが、メーカー陶が不明でメンテナンスが聞かない恐れがあるため入札はせず、結局時間のみ損した結果に。しかし本焼き可能の中古100V簡易窯が17万にセリ上がったのは驚きだった。


さて今回の当方の窯焚き、いつも上中下の炉内温度から、窯蓋中央の四角の色味穴だけで、そこからのゼーゲル倒壊と、色味の取り出しだけで判断して火を止めると、窯出しで蓋を開けてみると下段のものが十分溶けていない事がよくあり、下段の状態をなんとかうまく判断しようということで、今まで、口径が小さいのでバーナーと炉内の様子(=特にに還元時)の判断にしか使っていなかったこの下の色味穴の奥に、今までの色味籠より、4㎝5㎜の穴を通るようなさらに小さい色味籠を作り、ぜーゲルも低いツクを置いて、その上に置いててみたのだけれど、中央の四角の色見穴から取り出すのでさえ、結構落として失敗したりしているの、針の穴を通すふうなこの小さな穴からはたして鉄棒にひっかけてうまく色見とりだせるか?これがうまくいけばうまく溶けていなかったと云うことは防げそうなのだが。

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by igaigapon | 2012-05-30 11:27 | 我楽多ー陶芸試行錯誤